2018年4月より大阪でウーバーイーツ(Ubereats)の配達パートナーをやっています。
対象都市では最近、緑や黒のでかいバッグを背負って自転車転がしてる人をよく見かけませんか(登録によってバイク稼働もできます)。
2019年10月現在889回配達を完了した私からウーバーイーツ配達ってどうなん?ってことを語ってみたいと思います。
ウーバーイーツの配達に関してはいろんな方がいろんな考え方を持たれています。
ここではあくまで当ブログ管理人の個人的な考えとして受け止めていただけると幸いです。
普通ならウーバーイーツ配達員になるにはどうしたらいいの?ってとこから始まって登録や準備の体験から始まるんですが、公式サイトや他のブログ等で詳しく書かれている方がたくさんおられるのでそちらで。。。すみません、単に自分がどうやったかよく覚えてないだけです。
何にしても登録自体は簡単でバッグの受け取りと説明を受ける為に1度だけパートナーセンターというところに出向く必要があります。
ウーバーイーツとはどんなしくみ?
自家用車を使ったタクシー配車システムで有名になったUber社が始めた飲食のデリバリーマッチングサービスです。
日本での白ナンバータクシー運用は法律の問題で展開できないようですが・・・
Uber社はあくまで登録店、配達員、注文者との間を取り持つマッチングサービスを提供するというスタンスなので配達員は個人事業主扱いとなります。
つまり、
ユーザーがアプリでオーダー
店舗が料理を準備
周辺の配達員をUberが手配(マッチング)
配達員が料理をピックアップ
ユーザーへお届け
という流れになります。
最大の特色は商品の店舗受け取り(ピック)、受け渡し(ドロップ)はずべてアプリを通して指示され、配達員は配達員用のアプリをオンラインするだけで周辺店舗の配達を受注できるという点です。
やりたくなったらオンライン!
やめたくなったらオフラインするだけ。
自由な働き方っていわれる所以です。
ウーバー配達員をなぜやってみようと思ったか
最初は街で見かける緑のバッグ(緑だけではありませんが)背負った人達はなんだって感じでした。あれは目立ちますよね。
ネットで調べたらウーバーイーツ配達員だってことはわかったんですがそのときは特に興味を持ったわけではなかったです。
ところが、わたしの本業が働き方改革とかなんとかで定時退社が増え、暇な時間できるという事態に。
加えて、
1.自転車(ロードバイク)が好き、ただし最近乗ってない。
2.運動不足である。
3.お小遣い欲しい(これ重要)。
この3要素が加わってむくむくと興味が出たのでした。
ウーバーイーツ配達員のメリット
さて450回配達時点での実績ながら、メリット・デメリットを正直ベースで語ってみます。
メリット1 お金がもらえる。
当たり前ですが報酬が発生します。
個人的にはお小遣いとしては十分な額です。
ガッツリ専業でやってこれ一本で生活している人もいます。
メリット2 運動不足解消 → やせる(自転車の場合)
結構な距離を自転車漕ぐわけですからかなりな運動になります。
平日夜2~3時間で20km前後、休日8~10時間稼働で70~100Kmは走行します。
私は2ヶ月稼働時点で食事量は増えたにもかかわらず、2kg減量しました。
メリット3 自転車好きな人は毎日自転車に乗れる
ロードバイクやクロスバイクで自転車好きな人ならお気に入りの愛車で毎日結構な距離を走れます。
休日のポタリングと違ってお金がもらえるという目的とモチベーションがあるので達成感も得られます。
メリット4 配達員同士交流できる
見ず知らずの人でも同じ配達員同士で挨拶かわしたり、情報交換したりしています。
ツイッターでウーバーイーツ専用にアカウント作ればいろんな情報を得たり、交流もできます。
でもこれは苦手な人もいるかもしれませんね。
無理して関わる必要はないです。だから自由!
メリット5 地理に詳しくなる
地元の地域でも意外と知らない裏道や別ルートを開拓できます。
とにかく正確に早くお届けするのに必死なので 笑)
この知識はプライベートでも活用できます。
大阪市内北部なら車の運転もカーナビをほとんど使わなくなりました。
ウーバーイーツ配達員のデメリット
デメリット1 ウーバ-の収入だけではきびしい。
メリット1でお小遣いには十分と書きましたが、逆にこれだけで生活しようとすると結構きびしいと思います。
時給ベースで考えると一般的なバイトと比較してすごくいいというわけでもない(やり方や意欲による)。
その日の需要や天候によって稼ぎが変化するので不安定というのもデメリットかと。
専業でガッツリ稼いでいる方もいるので一概には言えませんがそういう人はそのための努力をしている人なので決して楽ではないと思います。
デメリット2 体力的な問題
やればやるほど稼げるわけですが、やはり体力勝負なところがあるので限界があります。
若い方は問題なくても管理人のようなおっさんだとやはりきつい。。。
3連休に調子にのって12時間稼働×3日やったら翌週体調をくずしました。
自分の体調と常に相談しながらということですね。
デメリット3 自分のキャリアアップにならない
これはいろんな意見があると思います。
素人から始めても配送業としてのスキルはつくと思いますが仕事を通じた自分のキャリアを考えるとあまりメリットはないと思います。
別に目指すものがあって、時間融通できるバイトとして考えるか、本業があって副収入を得たいと考えるのが適当じゃないでしょうか。
デメリット4 時給換算では割りに合わない?
当たり前ですが同じ時間をかけても配達効率で稼ぐ額が変わります。
ウーバーイーツの稼ぎを語るとき、よく、売上÷オンライン時間 で時給換算しているのを目にしますがこれをあまり意識しすぎるのはよくないかと思います。
ウーバーイーツ配達の魅力は本質的にそこではないので。
デメリット5 事故のリスク
毎日、都会の道路を走り回るわけですから常に事故のリスクは伴います。
こればかりは交通ルールを遵守して自分の身を守るしかないです。
デメリット6 意外と必要な経費
配達頻度があがるほど自転車のメンテナンスに関する経費が必要です。
バイク配達する方だとなおさらですね。
また、雨用の装備や、やっている内に必要になる細かいものも割と多いです。
更に夏場のドリンク類や補給食なんかも、チリも積もれば・・・状態です。
とまぁ、いろいろと上げましたがやってみる中でメリットは自分の発見で増やしていけばいいし、デメリットも自分で対策を講じたりしていけばいいことだと思います。
人によってはそもそもデメリットでないかもしれない。
とにかくやって損はないですよ。
とにかくやってみよう
あれ?メリットよりデメリットの方が多くなってしまいました(T_T)
でもギリギリ判定勝ちじゃないでしょうか。
他のひとから興味があるからと、ときどき聞かれるんですよね。
「稼げる?」
「しんどくない?」
「でかいバッグは恥ずかしい?」
「お客さんに怒られたりしない?」
「本当にやせる?」
でもそういうひとに限って自分からはやろうとしないんですよね。
興味があればどんどんチャレンジすればいいですよ。
不都合あったらやめればいいんだし。
もちろんやめるハードルもめちゃめちゃ低いです。っていうかない。
お金のこどだけでなく、やって楽しいと思えるなら(ウーバーが存続する限り)長く続けられると思いますよ。
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